見込み客の定義とは?

「見込み客」という表現は、よく耳にされると思います。

それでは、
「見込み客」の定義は?と質問されたら、どのようにお答えになりますか?

事業をスタートする一つの要素として
「ターゲティング」という言葉をよくお聞きになると思います。
これが必要だという事は、ご存知の事と思います。

下記の画像は、中小企業庁のページの一部です。
ここでは、「販売のターゲットは・・・・」と書いてあります。


夢を実現する創業
出展元:中小企業庁の「夢を実現する創業」
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/manyual_sogyo/19fy/sougyou10.htm


ターゲットを決めることは、とても大切ですが、
年齢や趣味といった、漠然とした条件だけで
販売がうまくいくかどうかと言えば、疑問符がついてしまいます。

 

見込み客って、そもそも何か?

これを理解しておくことはとても大切なことになります。
○○が欲しい!
○○でないと買わない!

これは、人によって、異なります。
同じ年齢や同じ地域に住んでいるからと言って
同じものを求めるかどうかはわかりません。

例えば、こんなことが言えます。
スマートフォンなら ○○じゃないと嫌だ!
寿司屋なら、○○でないとダメ!

これは、人によって本当に異なります。

そこには、経済的な環境の違いもあるとも言えますが、
それでも、人それぞれ、異なるところは多いものです。

だからこそ、
○○だったら、お金を貯めてでも購入したい!
こんな悩みを解決できるのであれば、○○でしょうね!
と感じてもらうことが肝心となります。
 

見込み客の定義とは?

簡単に言えば
「お金を支払ってでも解決したい人」
「今抱えている悩みを解決できるなら、お金をかけてもお願いしたいという人」

つまり、
「お金を支払う」という前提で、
商品やサービスを捜している人のことを見込み客ということになります。


私がお付き合いさせてもらっているお客様の中には、
この「お金を支払ってでも解決できる」と感じてもらえる
ホームページを運営できている方々がおられます。



だから、知ってほしいことは、
単に、どんな人が買ってくれたらいいなという事ではなく
実際に、お金を支払ってでも解決したいと感じている人が
抱えている問題は、何かを知ったうえで、情報を発信する必要があります。



 

自社の見込み客を見つけるためには?

ここで、大切な作業が、リサーチということになります。
リサーチをしないままでは、見込み客を特定することは不可能です。

それでは、次回は、見込み客を見つける方法に触れていきたいと思います。

戦略実効コンサルタント 阿波雅士

ウェブサイト制作業界に携わり、20年。制作実績は、これまで300社以上。年間相談件数500件以上。
ウェブサイトは、事業の業績アップのために欠かせない存在であることを実感しています。
オンラインショップを通じた売り上げから、製造業、サービス業など、業種に関わらず、サイト運営の成功のためには何をすべきかを伝え、サイトの運用戦略を構築して、それを効果あるものに仕上げることを仕事にしています。