心折れそうな時に試してほしい、『コト売り』の第一歩
【更新日】 2024年11月29日(金) コト売り思考 戦略とマーケティング
心折れそうな時に試してほしい、『コト売り』の第一歩
事業運営で苦境に立たされることは、どの経営者にとっても避けられない壁です。

しかし、そんな時だからこそ、新しい一歩を踏み出す機会と捉えましょう。

今回は、近年注目されている『コト売り』の手法について解説します。

お客様が求める「体験」を通じて、売上や信頼を高める具体的な方法を一緒に学んでいきましょう。

 

1. 『コト売り』とは何か?

1.1 モノ売りとの違い

『コト売り』とは、単に商品を販売するのではなく、商品を通じて得られる「体験」を提供することを指します。

例えば、
アイスクリームを販売する際、単なるデザートではなく「心温まるひと時」を提供する、といった視点を持つことを指しています。

この違いが、お客様の心に深く響くのです。

商品の良さをアピールするよりも、商品を通してどんな体験、結果を得られるようになるかをイメージできるようにすることによって、お客様に響くようになるという考え方に基づいています。

 

1.2 お客様が求める「体験」の本質

最近のお客様は、ただの所有感では満足しないようです。

心の豊かさや共感を感じられる「体験」を求めているからです。

この傾向は、SNSでの共有文化が進む中、さらに顕著になっています。

『コト売り』は、こうしたニーズに応える手法として効果を発揮することができます。

 

1.3 なぜ今『コト売り』が注目されるのか?

商品の差別化が難しい現代、『コト売り』は新たな価値を生み出すポイントになります。

実際に、『コト売り』を取り入れた企業は、顧客満足度の向上や売上アップを実現しています。

安い!早い!うまい!素晴らしい機能!最高のスペック!という触れ込みだけでは通用しないという時代の流れになっていることを自覚してもらうことが重要となります。


 

2. 『コト売り』の第一歩を踏み出すための準備

2.1 お客様の声を知る重要性

まずは、お客様がどのような体験を求めているかを知ることが重要です。

この視点がない限り、事業の感動も少ないと思います。

そのために、お客様にアンケートをお願いしたり、直接のヒアリングを通じて、お客様の声に耳を傾けてみましょう。

これができないことによって、集客の機会損失をしていると思ってください。

 

2.2 自社の強みを体験価値に変える方法

自社が持つ特長を、どのように体験として形にするかを考えます。

特徴というのは、自社の商品やサービスの強みだと言い換えることができます。


例えば、
素材へのこだわりが強みなら、「安心感」といった体験を提供するなどのお客様がこだわっている視点から考えてみるようにしましょう。

 

2.3 成功事例に学ぶアプローチ

国内外で『コト売り』を実践している企業の事例を研究し、自社の事業に適用できるポイントを探りましょう。

『コト売り』の典型的な事業と言えば、スクーリングです。

また、自社のノウハウを知りたいと思っている人を集めて、ライセンスチェーンやFC展開することも『コト売り』となります。

また、物販に活用する場合には、お客様の感動の声がいっぱいあるという状態にすることで、お客様がどんな思いで購入して、どんな体験をしているのかをより詳しく聞き出すことができるようにしてみてください。

サービス業においても同じです。

お客様とのコミュニケーションが多い雰囲気を出すことは、何かあるという印象を与えやすくなります。



 

3. 『コト売り』を実現する具体的なアクション

3.1 SNSで体験を共有する仕組みを作る

SNSは『コト売り』の効果を最大化する重要なツールです。

お客様が体験を共有したくなるようなキャンペーンやデザインを工夫しましょう。

SNSでは、熱心に商品をPRしようとか、広告のように見せようという姿勢は控えてください。

どんな喜びの声にあふれているのか?
自分が願っていた状態を手にしている人がいあるのか?

こんな視点から、考えてみるようにしてください。

 

3.2 カスタマージャーニーを描き直す

購入前から購入後までの流れを見直し、お客様がどんな体験ができるのかを見せるように工夫をすることも大切なことです。

心配していたことが購入することによって、解消されるようになったという嬉しいお声を流れよく発信することを意識していきましょう。
 

3.3 実践的なステップで顧客満足度を高める

実際に行動を起こすためのチェックリストを作り、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

お客様にアクションしてもらってこそ、信頼関係は生まれるものです。

単に、商品やサービスの良さをアピールするのではなく、お客様が抱えている、あるいは求めている結果にフォーカスして、その実現のためには、どんなアクションが必要であるのかを伝えていきましょう。

商品が解決したというのは、売り込みになります。

商品がなくても、小さな成功体験をしてもらうようなプランを提示していきましょう。

小さな成功体験が、次の成功体験を求めるきっかけになり、信頼あるやり取りが生まれるようになります。


 

まとめ

『コト売り』は、ただ苦境を乗り越えるための手法ではなく、新しい可能性を生むツールなのです。

お客様が求める体験を深く理解し、それを商品やサービスに反映させることで、あなあt自身も事業の未来に自信を持てるようになります。

この一歩が、あなたのビジネスに新たな息吹を吹き込むきっかけとなるでしょう。

ぜひ、自らが風を起こす、息を吹き込むという姿勢になって、取り組んでみてください。

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