顧客の記憶に残る体験を提供!コト売り思考を導入する手順
【更新日】 2024年9月1日(日) 集客に必要な知識 コト売り思考 戦略とマーケティング
顧客の記憶に残る体験を提供!コト売り思考を導入する手順」
今回は、ビジネス(商品やサービスの提供活動)の競争力を高めるための「コト売り思考」の導入方法を解説します。

単なる商品やサービスの提供に留まらず、顧客にとって忘れられない体験を創出することが、あなたのビジネスにおいて成功を収めるための鍵となります。
(毎回読んでくださっている方は、この言葉何回言うの?となってもらえたら、嬉しいです!)

この記事では、「コト売り思考」の基本概念から、導入の具体的なステップ、成功事例、そして継続的な改善策までを網羅し、顧客の心に残る体験を提供するための手順を明確に示します。

ぜひ最後までご覧ください。

コト売り思考の基本とは?顧客体験を重視する理由

「コト売り思考」とは、商品やサービスそのものではなく、それを通じて顧客が得る体験や価値を重視するアプローチ方法の考え方です。

消費者は、物質的な所有よりも、心に残る体験や感情的なつながりを求める傾向にあります。


たとえば、
単にコーヒーを販売するのではなく、そのコーヒーを飲むことで得られるリラックスした時間や特別な空間を提供することが求められます。

こうした体験が顧客の記憶に強く残ることで、ブランドに対する愛着が深まり、リピーターとして再び訪れる可能性が高まります

今から期待していることがあります。
それは、2025年、沖縄北部に誕生する予定のJUNGLIA(ジャングリア)です。


トップページには、こんな文言があります。

「都会の雑踏や喧騒から遠く離れ、南国の絶景に身を溶け込ませる。
日常に溢れるヴァーチャルリアリティとは正反対の
“真にリアルな”エンターテイメントを全身で体感する、贅沢ぜいたく。

その興奮は、神秘的な「やんばる」のエネルギーと呼応して、
かつてないマグニチュードで、あなたを包み込む。
経験したことのない解放感が本能を貫き、
人生でいちばん、心が昂たかぶる体験になる。」
いかがでしょうか?

『かつてないマグニチュードで、あなたを包み込む。
経験したことのない解放感が本能を貫き、
人生でいちばん、心が昂たかぶる体験になる。』

このメッセージそのものが、体験を誘っているとお感じになるかと思います。


コト売り思考を取り入れることで、単なる取引を超えた深い顧客関係を築くことができ、ビジネスの持続的な成長につながるのです。


 

顧客の記憶に残る体験を作るための3つの要素

顧客の記憶に残る体験を提供するためには、いくつかの要素を組み合わせる必要があります。

 

第一に、「感情的なつながり」を築くことが重要です

顧客が製品やサービスを利用する際に感じる喜びや驚きを引き出すことで、強い印象を残すことができます。
 

第二に、「一貫したブランド体験」を提供することも不可欠です

どの接点でも一貫性のあるサービスやメッセージを提供することで、顧客は安心感と信頼感を抱きます。
 

最後に、「パーソナライズ」を意識することが、顧客の個別のニーズに応じた特別な体験を提供する鍵となります。


これにより、顧客は自分が特別扱いされていると感じ、体験がより深く記憶に刻まれます


これらの要素を組み合わせることで、顧客にとって忘れられない体験を提供できるのです。


コト売り思考を導入するためのステップバイステップガイド

コト売り思考をビジネスに導入するための具体的なステップを解説します。

まず、顧客が求めている体験を理解するために、リサーチを行います。
フィードバックやインタビューを通じて、顧客の期待やニーズを把握しましょう。

次に、これらのニーズに応える体験を想像して言語化や環境をデザインします。
商品やサービスの提供方法を見直し、顧客が期待以上の体験を得られるよう工夫します。

また、従業員のトレーニングも欠かせません。
顧客との接点すべてで、一貫した高品質なサービスを提供できるよう、従業員をサポートします。
※個人でスタート数場合は、周りのパートナーとビジョンやコンセプトを共有しておくことが大切です。


さらには、
サービスを提供しながらも、顧客からのフィードバックを定期的に収集し、それに基づいてサービスを改善するプロセスを忘れないでおきたいものです。


これらのステップを踏むことで、「コト売り思考」を効果的にビジネスに取り入れ、顧客に記憶に残る体験を提供できるようになります。
※顧客が体験したことが記憶に残るようなサービスをイメージしたいですね。


 

成功事例から学ぶ!顧客体験を最大化する方法

「コト売り思考」を取り入れて成功した企業の事例から、顧客体験を最大化する方法を学びましょう。


たとえば、
ディズニーランドは、訪れた人々に「魔法の世界での特別な一日」を提供することで、強い顧客ロイヤリティを築いています。

すべての体験が細部にまでこだわり、訪問者がその瞬間を特別なものとして記憶に残すよう設計されています。

我が家の娘たちも、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオジャパンは、年に1度は行くものとして、とらえているのを見ると、その体験が特別なんだと感じます。


また、Apple Storeも成功事例の一つです。
製品を試せるだけでなく、専門スタッフによるサポートやワークショップを通じて、顧客がAppleの世界に深く入り込める体験を提供しています。

大阪であれば、心斎橋にありますが、いつもにぎわっていて、ワークショップをしていたり、スタッフの丁寧な接客は、さすがだと思います。


これらの成功事例から学べることは、顧客が期待する以上の体験を提供することが、ブランドの信頼性を高め、長期的な成功につながるということです。


 

顧客との絆を深めるコト売り思考の活用術

「コト売り思考」を活用することで、顧客との絆を深め、長期的な関係を築くことが可能です。

まず、顧客の期待を超える体験を提供することで、ブランドに対するロイヤリティ(何度も購入や利用したくなる気持ちや行動力)を高めることができます。

たとえば、
購入後に感謝のメッセージを送る、
特別なイベントに招待する
など、顧客が大切にされていると感じられる工夫が重要
です。

また、
個別のニーズに寄り添ったカスタマイズされた(個別のお客様だけに与えられる)サービスを提供することで、顧客一人ひとりに特別感を抱いてもらうことができます。
※提供する側は、システム的に対応しないことが大切です!

過去の個人的な対応で、とても感動したことがありました。
そこで、そのお店のスタッフに、感謝の言葉をお返ししたら、なんと「システムですから」との返答。
これには、正直、驚きました(笑)



さらに、顧客からのフィードバックを積極的に収集し、それを基にサービスを改善することで、常に顧客の期待を超える体験を提供し続けることができます。

このことは、もう毎回欠かせないコメントになります。
意外にも、このフィードバックをしないケースが多いように感じているからです。
顧客とのコミュニケーションを大切にして、また次もとなるようにしたいところです。


これにより、顧客はブランドに対する信頼感を持ち、リピーターとして再び訪れる可能性が高まります。


 

デジタル時代における顧客体験のパーソナライズ戦略

デジタル時代において、顧客体験をパーソナライズすることがますます重要になっています。

オンラインプラットフォームやデジタルツールを活用することで、顧客一人ひとりに合わせた体験を提供することが可能です。


例えば、
ECサイトでは、ユーザーの購入履歴や行動データを分析し、個々の好みに応じた商品を提案することで、よりパーソナライズされたショッピング体験を提供できます。

また、SNSを通じてリアルタイムで顧客とコミュニケーションを取り、個別の質問や要望に対応することで、顧客の満足度を高めることができます。

この件は、すでに、何度か取り上げています。
前回のブログもチェックして見てください。

今すぐ始めるコト売り思考!ビジネスを成功に導くステップガイド


デジタルツールを駆使して顧客体験をパーソナライズすることで、顧客にとって一層魅力的なブランド体験を創出することができます。


 

継続的な成功を目指して!コト売り思考の改善と発展

「コト売り思考」を導入した後も、継続的な成功を目指すためには、常に改善と発展を図ることが必要です。

まず、顧客からのフィードバックを定期的に収集し、それを基にサービスや体験の質を向上させる取り組みが重要です。

また、マーケットの変化や新しいトレンドに対応するために、顧客体験の内容を柔軟に見直すことも求められます。

さらに、従業員のトレーニングや企業全体の意識改革を行い、常に高品質な顧客体験を提供できる体制を維持することが成功の鍵となります。


これらの取り組みを継続的に行うことで、コト売り思考は単なる一過性の戦略ではなく、長期的なビジネス成長の基盤となります。

常に顧客のニーズを最優先に考え、体験価値を進化させ続けることが、持続的な成功につながるのです。


 

まとめ

「コト売り思考」の基本概念から導入の具体的なステップ、成功事例、そして継続的な改善策について解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

商品やサービスを提供するにあたり、顧客に提供する体験が競争力の源泉となります。

顧客の記憶に残る体験を提供するために、コト売り思考をビジネスの中心に据え、継続的に改善と発展を続けていきたいものです。


 

最後に

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