マーケティング戦略の重要なコンセプトが確立できたあとに、必ず取り組むこと
【更新日】 2024年9月8日(日) 集客に必要な知識 集客に役立つツール 戦略とマーケティング
マーケティング戦略の重要なコンセプトが確立できたあとに、必ず取り組むこと
マーケティング戦略のコンセプトを確立することは成功への第一歩となることを、これまでご紹介してきました。

その後は、どうしたらいいでしょうか?

今回は、小規模事業者の立場からお伝えしていきます。


事業は、最後は、行動力です。
これは、営業活動と言い換えることができます。

ですので、事業がうまくいくかどうかは、行動力、営業力が肝心だということになります。

今回の記事では、コンセプトが定まった後に小規模事業経営者が必ず取り組むべきポイントについて解説し、具体的な解決策と実行可能なアクションプランを提示していきたいと思います。

ぜひ、最後までお読みください。

小規模事業者の限られた経営資源から競争の激化でどう向き合うか

小規模事業者が直面する大きな課題は、限られた予算や人材で競争が激しい市場において、どのように自社を差別化し成長させるかということになります。

特に、経営資源の不足により、新しいマーケティング戦略の導入や実行に困難を感じている場合が多いように感じています。

このような課題を解決するためには、そのあとの具体的な実行計画が必要です。

せっかくしっかりとコンセプト確立したにもかかわらず、行動力を発揮できないとなったら、コンセプトは宙に浮いてしまうことになります。

ここでは、限られた経営資源を効果的であり、実行可能な手法を紹介させていただきます。


 

解決策1: 優先順位を決めた経営資源の使い方

まず重要なのは、すべてのマーケティング手段に経営資源を均等に割り当てるのではなく、効果的な部分に集中して使うことをお奨めします。


例えば、
SNSマーケティングに焦点を当て、Instagramなどの無料または低コストで活用できるツールを最大限に活用していきます。

SNSは、小規模事業でも大きな影響力を持つことが可能であり、特にターゲット層にリーチするための優れたプラットフォームとして、かなり注目を集めている旬な媒体となっています。

SNSの中でも、一般ユーザーをターゲットにしている場合、インスタグラム運用だけで集客して、売上につなげるという事業者が出てきています。

0円起業、0円スタートということを純粋にできるとは思っていませんが、コンセプト設計に基づき、アカウント名、プロフィール、投稿内容をターゲット(主に見込み客)に向けた、ターゲットが必要としている情報を提供することから、突破口を開くことができる時代となっています。

とはいっても、ブログ一つ投稿できないというより、メール一つまともにできないところからは、脱却しておかないといけません。

最初は、慣れないものですが、お客様が求める形で情報を提供するのは、世の常であるため、乗り切ることは、避けて通ることはできません。


 

解決策2: パートナーシップとコラボレーションの活用

経営資源不足(特に予算)を補うために、他の事業とのパートナーシップやコラボレーションを積極的に活用することも有効な手段となります。


例えば、
地域の関連ビジネスとの共同イベントや、インフルエンサーとのタイアップを通じて、自社のマーケティング力を強化するという方法があります。

これにより、自社の予算が少なくても、協力することで相乗効果を得ることができます。


実際に、
ある地元のパン屋さんは、同じエリアに近いパン屋と協力関係を築くことで、タイムセールを開催することで双方の顧客ベースを広げることができた事例がありました。

ただ
ご注意いただきたいのは、単純に誰かとコラボできればという発想はご法度です。
これは、正直お奨めしたくありません。

話は分かりやすいことですが、うまくいくケースは限られているのが現状です。

 

よくお伝えする話として、「ビジネスはかけ算」があります。


例えば、
私の力が、0.1だとします。
相手の力が、10だったとしてます。

私の力(0.1)×相手の力(10)=1となります。

私にとっては、プラスになるのですが、相手は大きなマイナスの力しか発揮できなくなります。

自分の強みをしっかりと持った、いわゆるコンセプトを明確にした上で、一定の市場からの評価を受けているという状態でなければ、相手に失礼な話になります。
 


パートナー探しは、否定しませんが、コラボすれば、うまくいくかは、コンセプトと実績をセットで用意しておくことが肝心です。


 

解決策3: 顧客体験の向上による差別化

競争の激しい市場で生き残るためには、単に商品やサービスを提供するだけでなく、顧客体験を強化することが必要となります。

これは、何度もお伝えしてきていることです。

お客様一人ひとりに合わせたサービスの提供は、競合他社との差別化につながり、顧客満足度を向上させることができます。


たとえば、
顧客からのフィードバックを活用し、パーソナライズされた提案やサポートを提供することで、リピーターを増やすことが可能となります。

実際にある小規模ショップでは、顧客のニーズに合わせたカスタマイズサービスを提供することで、競合との差別化に成功し、売上を伸ばしました。


 

解決策4: データに基づいた改善

マーケティング戦略を実行する上で、データの分析を怠らないことが重要です。

Google AnalyticsやSNSのインサイトツールを活用して、どの施策が効果を上げているかを常に確認し、改善点を特定していくことに取り組みましょう。

データに基づいたアプローチを取ることで、無駄なコストをかけずに、最も効果的な方法に注力できます。


実際に
アクセス解析して、お客様が集中してアクセスしてくるページを強化することによって、売上を大幅に上げることに成功した事業者はあります。

これは、お客様の動きを把握することができ、どの商品もまんべんなく力を入れるということはせずに、お客様が興味関心を持つところを最優先して、情報を発信したことによる結果となります。

ですので、お客様の動きをデータで把握することはとても重要なポイントとなります。


 

解決策5: フィードバックを基にした改善サイクル

重なる解決策となりますが、追記させていただきます。

お客様からのフィードバックを基に、絶えず改善を図ることも重要です。


例えば、
オンラインアンケートや直接のインタビューを通じて、顧客の声を集めることで、より精度の高いマーケティング戦略が立てられます。

特に、顧客満足度調査を定期的に実施し、得られたフィードバックをもとに、サービスや商品の改善を行うことが、成長への近道です。


ある事例では、
お客様からフィードバックしていただいた情報に基づいて、キャッチコピー、フィードバックいただいた声と店舗スタッフからのコメント、どんな商品を購入したのか?など、購入前と購入後の流れを掲載することによって、ワンオペ(一人で経営)で月商3倍以上を達成した事業者がいます。

20年、30年前のお客様にまで声をかけてフィードバックしていただき、お店がどんな風に接客しているのかという実話集を100件近くまで載せることで、お客様からは、信頼できると判断して、高額商品を販売することに成功しました。


 

問い合わせへの誘導

以上のステップを実践することで、読者は具体的な改善策を見つけ、自信を持って次のアクションに移ることができることを確信しています。。

しかし、より深い洞察や個別のアドバイスを受けたい場合は、ぜひ私たちのコンサルティングサービスを活用してください

お問い合わせいただければ、貴社のビジネスに合わせた具体的なアドバイスを提供させていただきます。

 

まとめ

マーケティング戦略のコンセプトが確立された後、経営資源の配分や顧客体験の向上、データの分析と改善サイクルを活用することで、小規模事業者でも効果的な成長を遂げることが可能となることをご理解いただけたでしょうか?

具体的な例また、成功事例を参考に、あなたの事業の課題に適応した戦略を実行し、さらなるビジネスの発展を目指してまいりましょう。

より詳細なアドバイスが必要な場合は、お気軽にご相談ください。


 

最後に

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