売上アップの秘訣は『コト売り』にあり!お客様に寄り添うビジネスのすすめ
【更新日】 2024年9月27日(金) コト売り思考 戦略とマーケティング
売上アップの秘訣は『コト売り』にあり!お客様に寄り添うビジネスのすすめ

コロナ禍を通して、事業を行う環境が激しく変化したと実感されている方は多いかと思います。

今年の倒産件数は、相当数にのぼっています。

さらに、倒産する企業が増えると言われる中で、厳しい時代となったと感じておられませんか?

売上が思うように伸びず、競争の激しい市場でどう差別化すべきか悩んでいらっしゃいませんか?

今回は、そんなお悩みを解決するヒントとして、お客様目線に寄り添った『コト売り』戦略をご紹介します。

新しいマーケティング手法を学び、自社の成長につなげたい方はぜひ最後までお読みください。

 

1. こんなことでお悩みではありませんか?

  • 売上が低迷しており、回復の兆しが見えない
  • ブログやSNSを活用しても、集客につながらない
  • 競合他社との差別化が難しく、価格競争に巻き込まれている
  • 成功事例を自社でどう応用すれば良いかわからない
  • 広告に頼らずに売上を上げる方法を探している

もしこれらの悩みに心当たりがあるなら、『コト売り』がその解決策となるかもしれません。


 

2. 『コト売り』とは何か?

2.1. 商品ではなく体験を提供する

『コト売り』とは、商品そのものではなく、お客様がその商品やサービスを通じて得られる「体験」や「価値」を提供する事業モデルです。


例えば、
コーヒーを売るだけでなく、その場でのくつろぎや特別な時間を提供するカフェがこれに当たります。

お客様が商品に期待していた以上の価値を感じると、満足度が高まり、また購入してくれるようになります。

 

2.2. お客様目線の重要性

お客様目線に立つことで、お客様が本当に求めているものを理解できます。

お客様の立場になって考えることは、ただ商品やサービスの機能や説明を詳しく伝えるだけではありません。

ご購入いただくことで得られる喜びや満足感を提供することが重要なポイントです。

このポイントを理解することによって、お客様のニーズや悩みに寄り添うことになり、信頼関係を築くことになります。

信頼関係を築くことこそ、事業を展開するために必要な土台になりますので、お客様目線を追求することをおすすめしています。
 

2.3. 『コト売り』の成功事例

成功事例として、アウトドア用品店が商品販売だけでなく、キャンプ体験イベントを開催し、お客様に実際の使用感を体験してもらうことで売上を伸ばしたケースがあります。

このように、体験を通じて商品価値を高めることで、競合他社との差別化が図れます。

また、別の成功事例として、街の家電店のケースがあります。

家電の売上が下がったことに伴い、家電販売につなげるために家事代行サービスを始めたところ、家事代行を通じてお客様に家電商品を販売できるようになったという事例です。

これは、家電を売りたいという思いで営業しても厳しい状況の中、ご近所のお役立ちサービスとして家事代行をスタートしました。

お客様が求めているサービスを提供し、体験してもらい、満足して信頼関係を築くことで、家電の修理や買い替えの手伝いを依頼されるようになりました。

この結果、競争が厳しい中で他社にはないアプローチをすることによって、家電の売上が回復したという事例があります。


 

3. 『コト売り』を実践するためのステップ


3.1. お客様のニーズを深く理解する

まずはお客様が何を求め、どんな悩みを抱えているのかを徹底的にリサーチしましょう。

お客様から購入後に商品のフィードバックをもらうことや直接お会いしてヒアリングしたり、SNSでのコメントなどを活用して、お客様の生(なま)の声を集めることが重要です。

その情報をもとに、お客様が本当に必要としている体験や価値を明確にしていくことができます。

 

3.2. 体験価値を高める方法

商品やサービスに付加価値をつけるために、ご購入後のサポートやアフターサービス、さらにはワークショップやセミナーの開催などが考えられます。

お客様が「この会社から買って良かった」と感じるような体験を提供することで、信頼関係を築くことができます。

 

3.3. 競合他社との差別化

自社の強みや独自性を明確にし、それをお客様に伝えることが重要です。


例えば、
環境に配慮した商品開発や、地域密着型のサービス提供など、他社にはない特徴を打ち出すことで、お客様に選ばれる理由を作りましょう。

 

4. 『コト売り』でビジネスを再構築する

4.1. マーケティング戦略の見直し

従来のマーケティング手法を見直し、お客様目線での情報発信を心がけましょう。

ブログやSNSでは商品説明だけでなく、お客様が共感できるストーリーや体験談を共有することで、興味を引くことができるようになります。

 

4.2. 社内体制の整備

『コト売り』を実践するためには、社員全員がその理念を理解し、一体となって取り組む必要があります。

定期的な研修やミーティングを通じて、お客様目線のサービス提供について意識を高めましょう。

日常的に、お客様との接し方を社内で共有できるようにしましょう。


 

4.3. 持続的な成長への道

『コト売り』は、一時的な戦略ではなく、長期的なビジネス成長を目指すものです。

お客様との信頼関係を築くことで、リピート率が向上し、安定した売上につながります。

こで注意してほしいのは、お客様が求めるものは社会環境によって変化し続けるということです。

お客様とのつながりを定期的に見直すことで、継続的な改善と顧客満足度の向上を心がけましょう。


 

5. まとめ

厳しい時代だからこそ、お客様目線に寄り添った『コト売り』が求められています。

商品ではなく体験を提供することで、競合他社との差別化が可能となり、売上アップにもつながります。

ぜひ、今回ご紹介したステップを参考に、自社のビジネスに『コト売り』を取り入れてみてください。

もし具体的な方法やご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちは皆さまのビジネス成長を全力でサポートいたします。




 

最後に

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